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レーシックの種類【エピレーシック】
エピケラトームという機器を使って、剥すフラップを非常に薄くする手術方法です。角膜が薄くて通常の手術ができない人でもエピレーシックなら手術を受けることが可能となります。
さらには、強度の近視の人の場合、視力を回復させる分だけ角膜を削れないことがあるのですが、これもエピレーシックであれば少し削るだけで対応可能となるため、こういった方に向いている手術方法であると言えるでしょう。
手術の流れは通常のレーシックと基本的には同様なのですが、フラップが薄いので、通常のレーシックに比べてフラップを固定するのが難しく、固定のために、手術後3日間くらいは治療用のコンタクトレンズを付ける必要があります。
メリットをまとめておくと、
●角膜の薄い人、強度近視の人に適している
●アルコールを使うラセックに比べ、角膜への障害が少ない
●薄い上皮のフラップは再生能力が高く、約2週間程で新しい上皮に生まれ変わるため、衝撃を受けてもフラップがずれにくい。
といった点が挙げられます。
逆にデメリット・危険性としては、
●術後の痛みが強く、回復に時間がかかる
●通常のレーシック手術より医師の技量が必要
●フラップがきれいにできず手術が中止になる
●角膜上皮の下にあるボーマン膜を除去してしまう
●角膜混濁になる
などの後遺症も出やすい手術なので、眼科医選びは慎重に慎重を重ねて行うことをお勧めします。 |